「医療と教育」実践セミナー参加しました

12月9日、久留米の聖マリア学院大学で行われた「医療と教育」実践セミナー『重症児の側弯を考える~快適な生活を求めて~』に参加しました。

1部の粕屋新光園の福岡真二先生の講演は30分ほど聞けなかった分、2部の 聖ヨゼフ園の奥田憲一理学療法士の実技は最前列でしっかりと聞きました。
3人の特別支援学校の生徒さんを実際に治療しながら、ポジショニングや大切なポイントをわかりやすく解説されました。

福岡の医療と教育を考える会代表の猪狩恵美子福岡教育大教授の文章が資料の最初に掲載されていますが、その中で、文部省や杉本健郎医師等の発表を引用し
「今日、医療的ケアを必要としているのは特別支援学校の子どもだけだはない。普通小・中の生徒や卒業生、ALS患者、胃ろう増設術を受けた高齢者など、 医療的ケアが医療と生活をめぐる国民的問題になっている事態」
と書いておられます。 

私たちの子どものような重い障害者にはなおさらのこと、暮らしと医療とは切り離せないものがあります。
このことも社会に対し伝えていかなければいけないことだと思います。

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