ATACカンファレンス2012京都 参加してきました

8月19、20日の二日間にわたり、国立京都国際会館で行われたセミナーに参加しました。

ATACカンファレンスは、障害のある人や高齢者の自立した生活を助ける電子情報支援技術(e-AT)とコミュニケーション支援技術(AAC)の普及を目的に1996年以来毎年開催されています。

今回初めて参加しました。
特別支援教育におけるAT(支援技術)活用の方法、基礎、最新情報、また論文や報告書の書き方など、多様な12のコースから受講できるのは2コースだけでしたが、どのコースもとても興味深いものばかりでした。

過去、トーキングエイドやvocaなど、障害児者のみのために開発されたツールがありました。
しかし今では、ipadやPCなどに標準装備、またはgoogleからフリーソフトをダウンロードするだけで、音声読み上げ機能や操作方法などの技術が使えるようになっているそうです。

そのような技術を利用することで、障害によって不可能なのではなく、持っている能力によって可能になる!
ハイブリッド型の新たな能力は「能力+技術利用」であり、そのことで障害感や能力感が変わってくるだろうし、もうすでにそれは現実のものになっている、ということがこの二日間の学びでした。

そして、またいつものようにたくさんの人との出会いがあり、本当に有意義な時間でした。